ciccioneの日記

30歳を過ぎて見切りで会社を退職した人間が、再び収入を得るような仕事に就けるまでの日々を記録していきたい。

主役体質と末っ子気質

世の中には、生まれながらに主役体質の人がいる。そして拭い切れない末っ子気質の人もいる。

主役体質は、別に目立った感じの人ではなく、地味めだけどなぜか輪の中心で話を進める人。もしくは話が振ってくる人。数人の飲み会でなぜか偏って話が盛り上がるグループ。しかも主役体質はバッティングしない。なぜか上手く共存できるのである。これは学校のカースト制度の上層にいる人間たちに近いものを感じる。

そういう場にいると末っ子気質はへそを曲げる。というか曲がってしまう。この傾向は歳をとると落ち着いてくるかと思っていたが、どうやらそうではないらしい。やっぱり根は構って欲しいのである。カーストの上層にいた時には「なに、なに〜?」なんてグイグイ行くから気にしないが、歳をとるとその部分だけ気が回ってしまうようになる。

まぁ、一言で言ってしまえば大人気ないだけなのだが。

飲み会の場で、個室のような場所ではなく賑やかな場所になると話が聞こえなくなる。もうこうなると終わりである。話が主役体質の方で進んでしまうと、末っ子気質ができることは黙り込むことぐらいしかない。

一生懸命話をして構ってもらうほど労力はかけたくない。かと言って、何話してんの?なんて話の腰を折るような真似は歳が邪魔してできない。

ただただタバコをふかして順番が回ってくるのを待つのみ。これが結構ストレスがたまる。そして話が回ってきた時には、へそが曲がりきっているので嫌味がぽろっと出る。で、何あいつ、みたいな空気を作ってしまう。

そんな極端なことは世の中そう起きるものではないとは思うけど、やはり主役体質の人間と末っ子気質はやや相容れないものがあると思う。

ただ違いは主役は輪の中心にいるから気が回りにくいが、末っ子は顔色を伺っているから気が効くタイプであると信じている。

主役体質の末っ子気質は最高だ。あーマジでどうでもいい話だった。