ゆっくり恋をしよう。
25歳を過ぎた。一つ女の結婚の壁だと思っていた。30を迎えた。周りの同期がどんどん結婚していった。産休に入る子たちも増えた。
果たして自分は、いつまでこの独身状態でいるんだろう。仕事に身を捧げる、なんて同期もいるけど、ホントにそれでいいのかな。
というより、それって本音?ランチの時に売れ残り仲間(自虐)で、そんな話をするけど、ちょっと疑ったりしちゃう。
なんとなく今のままじゃいけない。そう思って職群転換をして、一般職から総合職になった。給料は当然良くなった。
頼まれ仕事ではなく、自分から積極的に動かなければいけない仕事になり、充実感は感じている。
でも、このモヤモヤした気持ちはなんだろう。どこか周りと比べてしまう自分。どこか周りの視線を気にしてしまう自分。
独身貴族なんて言われたら男みたいで嫌だ。わがままな自分。それは分かっている。
移ろいやすい女心ってこんなこと?退社はいつも21時は当たり前のようになっている。仕事とプライベートの両立。ワークライフバランス。
そんなことができたらこんな状態になってはなかったのかな。女だって、そう簡単に何事も割り切れる訳ではない。
なんて、色々考えてた時、出会った言葉が
「ゆつくり恋をしよう。」
男友達が読んでる本に書いてあったコピーらしい。そうだよね、そうなんだよね。年齢ってくくりで縛っているのは自分なんだよね。
男だって30代からが落ち着きが出てきて魅力的っていうし、女だって同じなんじゃないか。年を気にせず、ゆっくり恋をしたらいいじゃん。まずは自分の時間を作って上げることから始めよっと。
まだ、30だし。
そう思いながら、教えてもらったコピーが烏龍茶のコピーだって知ったので、ごくっといっぱい烏龍茶を口にした。
また、明日からがんばろっ。