ciccioneの日記

30歳を過ぎて見切りで会社を退職した人間が、再び収入を得るような仕事に就けるまでの日々を記録していきたい。

雑記(こうして私は会社を辞めました)①

会社に退職願を出したのが、ちょうど一年前。多分前にも書いたであろうけども、記録として再度入社から辞めるまでの経緯を残しておきたいと思う。今のしょうもなく引きこもりがちな自分に再度鞭を打つ気持ちを込めて。そろそろ再就職をしないと金銭的にキツイ。自分で稼げるようになれればいいが、それもまだまだ程遠いようである。

前職についたのに、大きな理由はない。何かを成し遂げたかった訳でもなく、向いていると思ったからでもなく、箔がつくからという訳でもない。ただ、得られる恩恵が魅力的だったから。

面接もほとんど自分では何もやっていない。人事に気に入られたのか、自己紹介だけ済ますと自分の代わりに自分のいいところを人事担当が面接官に語ってくれてた。だから何か苦労して入ったという記憶もない。いや、「入れたらな」という気持ちはあったが、他に内定をもらっていたし必死ではなかったように思う。

まぁ、そんなこんなで、前職に就職することになった。最初に配属されたのが通信販売部。前職は商社なのだが、商社らしくない部署だった。でも与えられた以上は頑張ろうと思って働いていた。同期は他に2人。営業の中でも管理セクションだった2人に比べれば、MDとマーケとサイト運営に携われたのはありがたい話だった。

でも、ことはそう簡単にはいかなかった。入社してまだ独り立ちもできる状態ではない中、人がどんどんといろんな理由で減ってったのである。よって業務量が倍以上に膨れ上がる。予算は素晴らしい先輩がいい実績を残してくれていたため、高めの設定。毎月予算割れという結果だけを残していく日々が続いた。

おかげで土日もほぼ無くなっていった。今よりセキュリティの緩い時代、家からでも管理画面にアクセスできたのである。売り上げを見続け、販促を考える毎日。

同期は周りからあまり評価を得ていなかった。だから余計自分にプレッシャーをかけていった。人は減る、業務は増える、比較される。そんなところに大人の人間関係に巻き込まれる。やりたくない仕事は振られ、思いつきで仕事が降ってくる。

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そんな毎日を過ごしていたら、あっという間に体を壊した。入社して1年と1ヶ月。細かいことは記載しないが、そこから2年休職に入る。地獄のような日々がそこでも続いた。出口の見えない暗いトンネルの中をひたすらもがいているような日々。人間関係を断ち切り、何度人生を終えようと思ったことか。

休職可能な2年が過ぎて、完治せぬまま復職。というかもう完治することはない状態の人間になってしまっていた訳だが。

次に配属されたのが管理部門。そう出世の道から外れたのである。ただ、もう数字に追われなくていい。あるのは人間関係の調整。こっちの方が向いている。女子の職場だし、女子に気に入られるようにしていれば仕事は進む・・・と思っていた。とはいえそう簡単にはいかないもの。椅子が壊れれば椅子の足を変えたり、役員が机の位置を変えて欲しいといえば、そのリクエストに応える。まさに文字通り肉体労働も待っていた。そしてそれは、スキルが身につかない、ということに後々気づくようになる。

この続きは明日またあとで書こう。