ciccioneの日記

30歳を過ぎて見切りで会社を退職した人間が、再び収入を得るような仕事に就けるまでの日々を記録していきたい。

飼い猫がなくなった日

先週の日曜、飼い猫が急になくなった。

しばらくご飯も食べずぐったりとはしていた。1kgぐらい痩せたらしい。最期は入院先で亡くなったから結局抱っこできたのは亡くなる3日前とかだった。

悲しいはずなのに涙は出てこなかった。悲しいという感情も急すぎて火葬場での最後の別れの時でも終始湧いてこなかった。

突然の死を前にするとこうなるのだろうか。それとも自分が人として冷たすぎるのだろうか。

犬2匹に猫2匹。その中で一番最年少だった。一人では何もできない子。先に3匹が亡くなったあとは、いつもどっか困った顔をしているようだった。

小さい頃は活発で、掃除機の後にでもくっついて回るような猫だったのが、いつの日から掃除機が嫌いになり、猫じゃらしが大好きだったのに、見向きもしない子になった。

ご飯を食べては寝る。起きてはご飯を食べてまた横になる。いつも何が楽しいんだろうって思ってた。でも、ほんとは本人も何も楽しくないって思ってたんだろうなって思う。そりゃそうだ。猫は気楽でいいなって働いてた時は思ってたけど、会社を辞めて一緒になってから時間を持て余すようになってからなんとなく気持ちが分かるような気がした。

まだ10歳。早すぎた。でもきっと寂しかったんだろう。お姉さんお兄さんが亡くなって一人の時間が長すぎたから。だから早く会いに行けてよかったのかもしれない。

・・・と思うようにしている。

いつも枕がわりにしたり、足蹴にしたりごめんね。でもプニプニ感が大好きでした。ゆっくり休んでね。今はここまでしか言葉にできないけど、今までありがとう。