ciccioneの日記

30歳を過ぎて見切りで会社を退職した人間が、再び収入を得るような仕事に就けるまでの日々を記録していきたい。

役員は、いずれ去る。

確かに!というこのコトバは、アパレル企業の93年の求人広告のコピー。

何を示唆しているか個人的な解釈をすると、必ず世代交代がやってくる。今の役員だっていなくなる。だからその座を目指して当社に入りませんか?そんなチャンスがある風土の会社です。

ってことだと思う。

求職活動者も新卒活動している学生も、働く限りは出世したい!できるものならトップにだってなりたい。

そんな心に働きかけるコピーの作りだと思う。

ただ、そこに向けて送ったメッセージというよりも、世のサラリーマンに向けて発しているメッセージ感の方が強く滲み出ているような気がする。

今の役員の座を狙うのは、あんただよって奮い立たせるような風にも捉えられるし、役員の顔色を伺い仕事をしている人に対して、向くべき方向は役員ではないぞ!、というなんか今の国のトップの出来事のよう。なんて政治に絡ませたくないけど。

会社員時代そんな光景をよく目にしたなー。上を向いて仕事をするおじさま方を。そしてその被害にあってたなぁーなんてついつい思ったりしてしまう。

役員は、いずれ去る。役員も退職すれば、ただのおじさん。出世のためそんなおじさんに頭を下げるべきではない!戦え、世のサラリーマン。嚙みつけサラリーマン。と、逃げた男の遠吠え。

何はともあれ、「昔は◯◯会社の役員でした」なんて過去の栄光を振りかざすおじさんにだけはなって欲しくないものです。