ciccioneの日記

30歳を過ぎて見切りで会社を退職した人間が、再び収入を得るような仕事に就けるまでの日々を記録していきたい。

夏の儚さ

夏はどこか儚さがある。

こんなに1年の中で開放的になって、みんな自由になる季節なのに。

海、山、川、田舎に帰ればいつもよりも空気がうまい気がする。

都会の中においたって。うだるような暑さであっても、どこか楽しみがある。

水の冷たさ、ビールの美味さ、そんなことに限らず汗をかくことだって

不快のように感じて、「夏だー!」とどっか心の中で夏に心が踊る。

浴衣を見ると心がワクワクし、誘いがあれば虫が光に集まっていくように足取りも軽くなる。

でも、花火を見ると少しセンチになったり、仲間と集まった後もいつもよりも別れが惜しくなる。

何か音が遠くなっていくだけでも、やっぱり少し別れ惜しい何かを感じる。

夏が醸し出す熱の盛り上がりから、現実に引き戻される気分がどこかにあり、

それにどこか心が抵抗しようとしているからだろうか。

だから毎年、暑いとか言いながらも待ち遠しくて、去っていくのが惜しいのだろうか。

夏はなんだか儚い。

 

 

なんて、これからという時に名残惜しい感じの文を書いてどうすんだってーの。